結婚式ならではの余興

友人の式で行われた結婚式ならではの余興。学生時代を思い出し、心が温かくなりました。

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結婚式ならではの余興
 私の友人が、昨年の夏に結婚しました。場所は、新横浜にあるゲストハウスです。日差しの強い日でしたが、冷たいウェルカムドリンクが迎えてくれ、心なしか涼しくなった気がしました。白い外壁の会場は、日本にあるとは思えないくらいの雰囲気があり、なんだか結婚式に来たというよりは、旅行に来た気分です。

 チャペルでの人前式を終え、披露宴スタート。ゆっくりと時間が流れ、和やかな雰囲気です。そこで、司会者から余興が始まるアナウンスが入りました。そこで、二人の馴れ初めが演じられたのです。新郎が野球部で、新婦がテニス部。練習中の新婦を見て、新郎が一目惚れしたそうです。周りの友人達が協力しての告白。友人がテニスボールをわざと野球コートに飛ばし、新婦に取りに行かせます。そこで、新郎が前もって準備していた自分の名前と携帯番号入りのテニスボールを新婦に渡すといった、手の込んだ告白でした。新婦は今でもそのテニスボールを大切に保管しているそうです。結婚式ならではの余興で、会場も盛上りました。親族からは「青春だね〜」と声が上がります。新郎は自分の告白シーンが演じられるとは知らなかったようで、顔が真っ赤でした。

 恋愛に一生懸命だった学生時代。二人が今まで以上にラブラブに見え、来たゲストみんなが温かい雰囲気に包まれました。