研修で話すお客様の結婚式に携わる責任
私は、衣装室で勤務しているのですが、新入社員研修を担当しております。
入社後すぐの研修と、半年後にもう一度研修を行います。入社後すぐの研修では、当日の流れや仕組みや、お客様の一生に一度の大切な日に携わる責任について講義し、衣装に関する基礎知識と技術を見に付けてもらいます。
半年後の研修では、一人でお客様をご案内するようになってから、2ヶ月後なので、お客様にどのようにご案内しているのかを確認します。半年でどれだけ頑張ってきたのか、成長したのかが見える日。研修生は緊張しているようですが、私はいつも楽しみです。
研修は一週間行うのですが、まず始めはお客様をご案内して、感じたことや困ったことのディスカッション。その後に、二人一組でご案内を実際にしてもらい確認します。その様子を確認してから、今後どの部分に重点を置いて、研修を行っていくか決めるのです。
先日の研修では、ウエディングドレスや和装等を綺麗に着せる技術はあるのですが、提案力が足りませんでした。カウンセリング方法や提案方法に重点を置いて、進めていくことに決まりました。
それから一週間、毎日毎日研修を行い、最終日にもう一度確認します。皆、一生懸命でとても成長していました。結婚式はお客様にとって、一生に一度の大切な日。ご案内に慣れすぎずに、一組一組大切に丁寧にご案内するように伝え、研修終了です。皆、良い目をしていました。皆の更なる成長が楽しみです。